2020年7月1日事務局より

  • コラム

崇仁学区は、京都駅と三十三間堂、京都国立博物館等の東部エリアの間に位置し、崇仁のまちづくりの成否が、京都駅東部エリアの活性化にとって大きな影響を与えることは、「京都駅東部エリア活性化将来構想」にも言及されており、京都市全体の発展にとって重要なポイントである。

崇仁学区で復元・復興した「崇仁の祭囃子」「船鉾」を含めた祭は、崇仁学区の新たなまちづくりのシンボルとなっており、学区民のまちづくりの意欲へと繋がっている。これを維持・継続・発展させることで崇仁の新たなまちづくりの原動力としたい。また、2023年度、京都市立芸術大学並びに京都市立銅駝美術工芸高等学校の崇仁学区への移転建設は、芸術文化を核とした崇仁の新たなまちづくりの中心的な施設となることが期待されている。地元の伝統文化に芸術大学・芸術高等学校の学生が、具体的に交流・参加することで、伝統文化の維持継承発展につなげ、芸術文化を核とした崇仁の新たなまちづくりを実現させたい。

崇仁学区の「お囃子会」と「船鉾」の復活とその祭は、1993(平成5)年から現在まで続いており、その保存と運営を支えている人的な基盤は整っているが、高齢化も著しく進んでいる。この活動が、市立芸術大学や銅駝美術工芸高等学校の若い力と融合することで、崇仁学区の新たなまちづくりの大きな力となるよう継続していきたい。

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